DX実現！トータルBI Dr.Sum

１．業務の壁：データが業務で分かれており利用しづらい

デジタルトランスフォーメション(DX)は様々なデータを利用してビジネスに変革を起こすことです。ビジネスに変革を起こすというと難しく聞こえますが、簡単に言えば、現場で発生する事象や、現場で培った勘や経験をデータ化して、テクノロジーと組み合わせて、現場業務を効率化したり、お客様に新しいサービスを提供するという事です。例えば、農耕機械を扱っているKUBOTAでは、スマートフォンで建設機械の故障修理を効率化するアプリ「Kubota Diagnostics」を提供しています。これは過去の故障データとARを組み合わせて、故障診断のプロセスを効率化し、故障した機械の停止時間（ダウンタイム）を削減するアプリ*です。その他にも様々なDX事例がインターネット上には溢れていますが、実現場において忘れがちなことは、データをなんの目的で集めて、どのように活用するかです。多くの企業が、データを集めることに注力をして、どのようにデータを活用するのかまで考えられておらず、集めた後に膨大なデータから何をしたいのか考える作業に時間を取られてしまう、膨大なお金を払ってコンサル企業を雇って考えるなど、時間と費用面からあきらめてしまうケースが多々あります。

２．人材の壁：データ分析をする人材がおらず、何を見たら良いかわからない

ここでの人材はデータサイエンティストではなく、現場ユーザでのデータ分析をする人材です。データを分析する基本は「比較を見る」「構成を見る」「変化を見る」という事なので、一般ユーザでも可能です。データサイエンティストが必要なのは大量データ分析の場合のみであり、一般業務においては現場ユーザが中心であり、要件を握っているのも彼らです。次の文化の壁にも繋がりますが、現場ユーザがデータ分析をしやすい環境を作り、データ分析をする人材を作ることがトランスフォーメションに繋がります。

３．文化の壁：データをあまり活用しない文化

普段からデータを活用しない業務環境においては、データ分析を定着化させることは難しいです。しかし、データ活用をしないのではなく、システムが原因(1.業務の壁)で、データ活用が出来ないというのが多くのケースです。そんな中で、勘や過去の経験だけを言葉だけで説明しようとしても共有する事が難しく、人に依存する仕事が増えてきます。なので、勘や経験をデータでバックアップして伝えやすい形を作ることが大切になります。こうすることにより、培ってきた勘や経験を現場力に伝え、会社全体の現場力底上げに繋がります。またそれらのデータをベースとした文化がDXに繋がります。また外部の分析者を雇い、データを分析をするケースもありますが、現場自身が理解をしていないと、分析データが使われないという事もあります。しかし、分析者と利用者が同じであればこんなことは起きません。そのためにも、誰もがデータを利用しやすい文化を作り、データ駆動組織（Data-driven Culture）を目指すことが大切です。これらの３つの壁を壊し、データと人を繋げるために開発されたのが、日本シェアNo1*のトータルBIソリューションのDr.Sumです。Dr.Sumは、データ分析用のデータベースをコア技術としながら、データを誰でも扱えるように、業務で発生する様々なデータを一元管理するための様々な機能と直感的に利用できる業務に合わせたユーザインターフェイスを持っており、データのインプットからアウトプットまで、一般ユーザから、分析ユーザ、マネージメントまで、会社全体でのデータ活用を支援し、組織のデータ活用を実現します。

データを利用しやすい環境を作ることが、Dr.Sumの役割であり、多くのユーザ様がDr.Sumを利用して、データドリブンな文化とデジタルトランスフォーメーションを実現しています。
次回は、Dr.Sumの特徴となる業務で発生するデータを統合するための様々な支援機能をご紹介いたします。